Profile

はじめに

はじめまして!現在社内でキャリアコンサルタント、社外ではキャリアコンサルタント&ライフキャリアコーチをしています、Tree of Life in the Heartの『あい』と申します。

自分を知る旅をご覧いただきありがとうございます。

このProfileでは、簡単な自己紹介や今の活動に繋がるきっかけとなった価値観が変化した出来事、そして私のありたい姿やその後の行動などについて書いていきたいと思います。

自己紹介

相田 典子(あいだ のりこ)

国家資格キャリアコンサルタントNLPコーチ/産業カウンセラー/衛生管理者/両立支援アドバイザー/健康経営エキスパートアドバイザー/健康管理士一般指導員

夫、子供2人(独立)、わんこ2匹

私は短大卒業後、1989年エネルギー会社に入社しました。新入社員から2年半ほど採用教育を担当し、その後研究所人事労務を経て、第18回のキャリアコンサルタント試験に合格したことにより、現在は社内キャリアコンサルタントとして社員の個別面談や自律的なライフキャリア形成支援を行っています。また、個人向けにキャリアコンサルタント・ライフキャリアコーチとして、1on1セッションやワークショップを行うなどパラレルワークをしています。

今後は、自然を感じられる心地よい空間で、瞑想ヨーガを中心に心と身体をととのえるリトリートも開催する予定です。

趣味は、庭から見える月や星をみること。近所の田んぼ道から、田んぼと山と太陽と、どこまでも広がる宙をみること。ワンコとキャンプに行って炭火を囲みながら自然を感じること。

価値観が変化した出来事

今から約5年前2019年、会社の統合により、30年間働いた職場に残るか、異動をするか大きな選択に迫られました。当時50歳を過ぎていた私は、人生100年時代と言われる中、人生を折り返したという漠然とした不安と、だからこそ残りの人生は後悔がないように、やりたいことにチャレンジして自分の可能性を広げていきたいと思い、異動の道を選びました。

ですがコロナ禍もあり、連日在宅勤務。職場の同僚とコミュニケーショをとりたくても、最初の頃はなかなか思い通りにいかず、苦しい日々が続きました。次々と起こる環境や心と身体の変化に、前向きだと思っていた私もダメな所ばかりに目がいくようになり、職場の仲間にちょっとしたことを聞きたくても聞けない状態になりました。毎朝気持ちが沈み1年3か月辛い日が続き、この期間、ずっと、

「これからの人生を自分らしく生きるには?」

「自分は何が出来るのだろう?」

「何がしたいのだろう?」

もし、今人生が終るとしたら、、と自問自答していても答えは見つかりませんでした。重なる時は重なるもので、再婚した主人ともすれ違いが続き、ある時 “こんな自分は嫌だ!このまま終わりたくない”と自分の精神が限界まで振り切り、何とか抜け出したくて、色々なことをやりました。

アートセラピーで自分を見つめ直したり、コーチング仲間にセッションをしてもらったり、会社の先輩からお茶会や瞑想ヨーガに誘って頂き体験したり、心配してくれた友人から誘われて、結婚してから初めて家をあけて富山まで3泊4日の大冒険の旅に出掛けました。

友人たちの温かい気持ちに触れ、大自然の中で自分を見つめることで、『ありのままの自分でいい。一瞬一瞬を味わい楽しみたい!』という自分の気持ちに気づきました。

それから、自分らしくありたいと、まず自分を受け入れる”ことからはじめましたが、”何か”まだ引っかかるものがあり、その後自分の心の奥底(潜在意識)にある言葉にできない気持ちを探り、引き出した言葉は、”のびのびと生きたい!”でした。とってもシンプルですが、”やっと見つかった!!”という、頭(思考)と体(腹)と心(感情)が一致した感覚の声でした。

行動したこと

富山への大冒険の旅をきっかけに、何か行動したいという思い湧き上がってきて、以前取得したカウセリングやコーチングをより広げるために、キャリアコンサルティングを学びたいと資格試験を受けることにしました。

学びを進めていくうちに、これから生きていく上で指針となるさまざまな理論に出逢うことができました。私が好きな理論の一つには、計画的偶発性理論(心理学者クランボルツ教授)があります。これは、予期せぬ出来事を個人のキャリアに活かし好機へとつなげる行動がなされていたことを明らかにしたものになります。

偶然の出来事を個人のキャリアに生かすための5つのスキル

  • 好奇心(Curiosity):新しい学びの機会を模索する
  • 持続性(Persistence):たとえ失敗しても努力し続ける
  • 楽観性(Optimism):新しい機会は実行でき達成できるものと考える
  • 柔軟性(Flexibility):姿勢や状況を変えることを進んで取り入れる
  • 冒険心(Risk-taking):結果がどうなる分からない場合でも行動することを恐れない

出典元:キャリコンスタディ

また、もうひとつは、自分を知る機会や時間を多く持ちました。これにより自己理解が深まり、自分が大切にしてる価値観や興味関心事、自分が気づいていない才能(自然にできること)を見つけることができました。自信がなかった私には、とても大変な作業でしたが、必ず誰にでもその人らしい才能があるのだと思いました。

こうしてこれらの行動が運を呼び、社内キャリアコンサルタントとして従事し、ミドル・シニアの自律的ライフキャリア形成を担当したこともあり、自らも積極的にセカンドキャリアに向けて副業を開始。副業を通して社外の方々と接することはとても刺激的で、自分の得意で貢献できたり、他のメンバーの得意を掛け合わせて作り上げていく一体感を得るなど、本業にも良い影響を与える体験をしたと感じます。

気づき

このように自分を知る旅をしていくうちに、あるとき心の奥底にある最後の扉を開ける時がきたことに気づきました。それは自分の見たくない自分で、長年押し込めていたものです。これを開けないとコンフォートゾーンを抜け出せないと感じたからです。それは同じ時期にいくつかのタイミングで訪れました。

サポートを受けながら、心の扉を開けてみると、やっと感情が「言葉」になって出てきました。私が囚われていたのは”これだったのだ”と認めると心がスーと軽くなり癒されていきました。

これにより、今までの自分からは想像できないほどアイデアが自由になり何かの枠が外れ、ただ「心のままに心地よい方を選択する!」と思うようになったのです。

ありたい姿(Misson)

人生は終わりのない冒険。そっと包む月明かりのような存在でありたい。

(私は、さまざまな体験を通して自分を知る旅に出たことで、自分の使命ややりたいことが見つかったと感じています。同じように他の誰かが自分の人生という旅路を冒険していく中で、これから先何をしたいのか何ができるのかわからない、ライフキャリアを描きたいのに描けず立ち止まってしまう時に、淡い月明かりのように寄り添い、そっと潜在意識の扉を開いて、あなたらしさを思い出す旅をガイドしたい。

 

なりたい姿(Vison)

誰もが本当の自分に戻り、愛と調和の循環を生む世界を創造する。

(本当の自分を知った時、自分らしくありのままに生きる喜びを得て、自分を好きになり他者も大切にしたいと思います。そうして愛と調和の循環が生まれます。)

 

最後に

自分を知る旅はこれからも続きますが、今までの大冒険は、自分から飛び込まなければ得られない体験でした。そして、誰もが行動とそれをサポートする人がいれば、見つけられるものだと思います。

私は、長年蓄積した良くも悪くもある思考パターンに気づき、認め、癒していくのに時間がかかりましたが、二歩前に進み一歩後ろにもどりながらも少しづつ進めている、そんな気がします。

このように気づけたことも家族、友人、関わって下さった全ての人のおかげであると心から感謝しています。

これからは、今を楽しみながら、頂いた沢山の愛に感謝し、働き方や生き方に迷う女性たちが自らの心の声に耳を傾け、自分の本当の望みや価値観に気づき、それを具体的な行動に繋げられるように、心地よい空間で愛をもってガイドさせて頂ければと思います。